日産『エクストレイル』は力強い走りと使い勝手が魅力【30代のくるま選び vol.5】

今月のテーマ:趣味にガンガン使えて家族も快適な本格SUV

使い勝手の良さやスタイリングなどから今や大人気のSUV。各メーカーから数多くのクルマがラインナップされている。

街中走行メインのコンパクトで扱いやすいタイプから、走破性に優れた本格アウトドアを満喫できるタイプまでさまざま。

というわけで第5回目となる『新潟日産モーターPresents 30代のくるま選び』は、2000年に登場して以来、長きにわたりトップランナーとなっている『エクストレイル』です。

Photo:日産エクストレイル 20X HYBRID(4WD)。ボディカラーはチタニウムカーキ(特別塗装色)

今回、新潟日産モーター「は〜とぴあ新発田」の伊藤さんに、その魅力について聞いてみました。

まずはスタイルから。

「初代『T30型』と2代目『T31型』は無骨なスタイルでしたが、『T32型』から丸みを帯びたスタイルになり、現在の『T32 後記型』では、日産のデザインを象徴する「V字モーション」を拡大し、よりタフなイメージが表現されています」。

一方、室内に目を向けると、しなやかな翼のような広がりを表現したインパネなどワンランク上の上質感を実現している。

『エクストレイル』といえばデビュー以来、タフでガンガン使えるというイメージが強いが、その一つが防水シート。

ウィンタースポーツやアウトドアシーンでうれしい装備だが、「突然の雨のとき濡れたまま乗り込んでも大丈夫ですし、子どもがジュースをこぼしたときでも慌てる必要はありません」と、日常的にもありがたい装備なのである。

↑「ジュースをこぼしたときも拭くだけで簡単にキレイにできるので親御さんからも好評です」と伊藤さん

さらにガソリン車は防水ラゲッジボードも採用しているので、スキーやスノーボードなどを濡れたままでも気にせず搭載できるし、夏場に子供と海やプールへ行ったときは、帰りに濡れた水着や浮き袋などを気にせず 、とりあえずサッと積んでおいて、さぁ出発!なんてこともできる。これは親からしたらありがたいですよね。

一方、走りではあらゆる路面に対応する電子制御4WDシステムのイメージが強いが、「雪道での走りも含めて、実は2WD仕様でも十分だと思っています」と伊藤さん。

それは車体の上下動を予測し、エンジンとブレーキを制御することでデコボコ道などでも車体振動を低減する「インテリジェント ライドコントロール」や、カーブでドライバーのステアリング操作やアクセル、ブレーキ操作に基づいた走行性能に応じて4輪それぞれのブレーキを制御することでコーナリングを安定させる「インテリジェント トレースコントロール」など、シャシー制御面が優れているから。

また、昨年夏にマイナーチェンジを受け、大きく進化したのが先進安全機能だ。

上空から見下ろしているかのような映像で、駐車をサポートしてくれる「インテリジェント アラウンドビューモニター」や、危険を察知して自動でブレーキを作動させる「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などそれまでも充実していた。

加えて、高速道路の同一車線上で自動運転する「プロパイロット」や、ハンズフリー機能付きの「リモコンオートバックドア」、クルマ自体がステアリングを操作して駐車をサポートする「インテリジェント パーキングアシスト」なども装備。


↑(上写真2枚)リモコンオートバックドアはリアバンパー下に足先を入れて引くと作動する

高い走行性能と安全性、そしてタフに使える室内空間。

『エクストレイル』は趣味を満喫しつつ、ファミリーカーとして家族を満足させたい男性に適した一台といえる。


↑は〜とぴあ新発田カーライフアドバイザー伊藤 巽(たつみ)さん。「キャンプセットを入れたりアウトドアで大活躍。力強い走りも魅力です」


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