フィアット『500X スポーツ』はレーシングテイストを宿すコンパクトSUV|試乗記

今回はフィアット『500X』に加わった新グレード『500X スポーツ』に試乗してきました。

試乗車をお借りしたのはフィアット/アバルト新潟さん。秋の青空にイタリアブルーのボディカラーが映えます!

さて、『500X』といえば世界中で人気のコンパクトカー『500(チンクエチェント)』の流れを汲むデザインが魅力のスモールSUV。

『500X スポーツ』は2020年8月下旬に追加されたスポーティなグレードです。

スポーツフロントバンパーやボディ同色サイドスカート、スポーツリアバンパー、19インチアルミホイールなど専用エクステリアを装着。

室内もスポーティで、ドライバーの気分を盛り上げてくれます。

ブラックを基調に随所にダークな色調をアクセントカラーに組み合わせたり、スエードに似た高級感をもつ素材であるアルカンターラをステリアングやメーターフードを採用したり、レースモデルのテイストも取り入れた、ドライバーを熱い気持ちにさせる演出がいいですね。

 

ブラックレザーのシートに座って、アルカンターラのステアリングを握るだけで気分が高まりました。

随所に施された赤いステッチなど、思わずラテンの血が騒ぎます(…すみません。新潟生まれ新潟育ちでした)。

運転席まわりの様子(無音動画 14秒

後席の広さは大人がゆったり座れる程度。いわゆ普通のコンパクトSUVと同等レベルです。

後席まわりの様子(無音動画 6.6秒)

荷室は容量が350ℓと十分。後席バックレストを格納すると1,000ℓ。

トランクは内側にグリップが着いていたので閉めやすいです。

結構こういうグリップって重要で、握りやすいグリップやオート機能がないと、小柄な人は閉めるとき大変なんですよね。よっこらしょって。

荷室の開閉 (無音動画 11秒)

リラックスして楽しめるスポーティな走り

さて、お楽しみのドライブへ。エンジンは1.3ℓマルチエアを搭載。そしてベースの『500X』と比べ、13mmローダウンしたスポーティな専用サスペンションシステムを採用。

サイズは全長4,295mm×左右1,795mm×全高1,610mm。車重は1,440kg。

国産車でいえば近いのは下の4台でしょうか。

ヤリスクロス』:全長4,180mm×左右1,765mm×全高1,590mm。車重は1,110〜1,270kg

『C-HR』:全長4,385〜4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550-1,565mm。車重は1,390〜1,480kg

キックス』:全長4,290mm×左右1,760mm×全高1,610mm。車重は1,350kg

『ヴェゼル』:全長4,330〜4,340mm×左右1,770-1,790mm×全高1,605mm。車重は1,180〜1,390kg

サイズは似ているものの車重がそれぞれ違います。近いのは『C-HR』かな。

しかし今回、市内郊外や新新バイパスを走ったけど決して重いと感じることはありませんでした。

むしろドアを開け閉めする際は重厚感があるし、少し硬めの乗り心地で“軽快”というより“爽快”という感じ。

専用サスペンションの影響かは分かりませんが、振動は少々あるものの不快感はなかったです。

低速時から十分なトルクで、スポーティな乗り味ながらもリラックスしてドライブできました。

“そういえばジープ『レネゲード』と共通のプラットフォームなんだっけ?” と思い出したら妙に腑に落ちました。

乗用車的な乗り心地が多い国産コンパクトSUVとは異なるし、『レネゲード』より少し軽さを感じました。

例えば『ヴェゼル』は『フィット』(3代目)のプラットフォームを使っていることもありますが乗用車的フィールのSUVでした。その点『500』と『500X』は、見た目の共通性はあるものの運転フィールはまったく違いました。

先進の運転支援機能も充実させるなど、『500X スポーツ』はSUVとしての実用性と安全性に加え、スポーティな装備と走り、ラテンのノリを楽しみながら毎日を明るく過ごせる一台だと思います。

後記

最近、フィアットが熱いですよね。

『500X Indigo(インディゴ)』や『500Manuale+CIELO(マヌアーレ ピゥ チエロ)』、そして10月下旬には『PANDA CROSS 4×4(パンダ クロス フォーバイフォー)』が登場するなど、この秋、限定車ラッシュなんです。

先日、フィアット/アバルト新潟に行ったら『500X Indigo(インディゴ)』が展示されていたけど、つや消しがかっこよかったなぁ。

『PANDA CROSS 4×4(パンダ クロス フォーバイフォー)』もぜひ乗ってみようと思います!

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Car&Life Niigataの編集長。兼、新潟の情報誌『月刊にいがた』の編集部員。広告営業をメインに、カーライフ誌面「このクルマ このシーン」などを担当。編集部イチのクルマ好き。入社以来24年、どんなに歳を重ねようがあだ名は「ヤング」。「新潟版図柄入りナンバープレート検討委員会」の委員を務めた。
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