窓を開けて運転していると、そろそろ鼻がムズムズする…ということで、間もなく春到来です。
そこで不安なのが、寒い冬を過ごしきてたバッテリーの調子。
私の愛車も3年くらい使用しており、そろそろ突然死が来てもおかしくないな…と思っています。
JAF新潟支部の情報によると、12月~3月にバッテリー上がりが増加傾向にあるそうです。しかも、下のグラフを見ると3月が最もバッテリートラブルの救援件数が多いそうな。
※JAF新潟支部HPより引用
バッテリー上がりになる理由は、充電量よりも放電量(=使用量)が上回り、エンジンを始動させるだけの電力を確保できなくなるから。
「エンジン停止後、室内灯などを付けっぱなしにした」「長期間乗らなかった(自然放電)」「ちょい乗りばかりで充電量が少ない」「バッテリーの寿命」などがありますが、冒頭に書いた通り、寒さもバッテリー上がりのきっかけに。
バッテリーの内部では、バッテリー液(希硫酸)が化学反応を起こすことにより、電気の充電や供給を行ないます。
温度が低くなると化学反応が鈍くなってバッテリーの性能が下がり、電気を蓄える力が落ちたり、電圧が上がりにくくなるといわれています。
さらに新潟は冬の寒さや降雪などで、エアコンやヘッドライト、ワイパー、ブレーキランプなど多くの電装品を使用するので、バッテリーに負荷がかかりやすい環境です。
バッテリー上がりを防ぐために、バッテリーの液量チェックや端子の腐食、取り付け金具の緩みのチェック、6つあるキャップの通気口に白い腐食物やゴミが付着してふさいでいないかなど、定期的に確認しておきたいですね。