軽スーパーハイトワゴンの日産『ルークス』がマイナーチェンジを受けました。
新時代のVモーションを採用し、フロントまわりの印象が変わりました。今回の試乗車でもある『ハイウェイスター』シリーズは、さらに精悍。
ワイドに進化した次世代のデジタルVモーションとバンパーを組み合わせることにより、より上質な雰囲気を醸し出しています。まるでミニバン『セレナ』のような存在感です。
また外観だけでなくインテリアも質感を高めています。インパネやドアの内張り部分、シート地などに新しいカラーを採用し、より統一感のある上質な内装に仕立てました。
この『ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション』は、カシス色のアクセントステッチが入ったレザー調のインパネを配置するなど、洗練さも演出されています。
室内全体の上質感は軽自動車の域を超えているように思えます。また、後室は相変わらの広さで、思わず笑ってしまうほど。シートを下げれば大人が脚を組んでもまた余裕があるほど。ミニバン顔負けです。
今回の試乗では、まず新潟バイパスを走りました。背の高いスーパーハイトワゴンだけど安定感があってグラつきなし。剛性が高く乗り心地は上質。路面の凹凸の乗り越え方も、まったく安っぽさを感じません。
スポーツモードにすれば3500回転付近のターボ領域をいかしながら走るので、よりパワフル。
月刊にいがた8月号の撮影もあって、新潟駅南のけやき通りから一本通りを入ったところにある銭湯、みどり湯さんを背景に撮りました。周辺には車がすれ違えないほどの細い道もあったのですが、車幅感覚のつかみやすさと視界の高さもあって、取り回しの良さは抜群でした。
なお、今回のマイナーチェンジで視界性能を向上するインテリジェント ルームミラーを新規採用するなど安全装備も強化しています。
セカンドカーとして使用する方も多い軽自動車ですが、新型『ルークス』は4人以内で暮らすご家庭ならファーストカーとしても十分な一台です。