ジープ『コマンダー』は3世代お出かけもできるシティ派SUV|試乗記

2022年10月デビューしたジープ『コマンダー』。

今回、新潟市中央区桜木にあるジープ新潟さんから試乗車を借りて、街中や海沿いをドライブしてきました。

試乗車のボディカラーはブリリアントブラッククリスタル。

『コマンダー』はジープのフラッグシップモデル『グランドチェロキー』の流れを汲むシティ派SUVで、安定感のあるスタイリングが特徴。フロントの7スロットグリルがジープの証ですね。

ヘッドライトは前⾛⾞や対向⾞の有無を検知してロー/ハイビームを⾃動切り替えするオートハイビームシステムや、視認性の高いシーケンシャル式のターンシグナルランプなど、最新の技術を搭載しています。

室内はレザーやシルバートリムなど素材やデザインが洗練されていて、とても上質な空間。

試乗車はインテリアがブラックでまとめられていて、シックでスポーティ。キルティング処理が施されたシートも高級感があって座り心地がよく、ロングドライブでも疲れなそうです。

運転席の前には情報をわかりやすく表示する10.25インチのフルデジタルディスプレイ。そしてインパネ中央に目を向けると、スマートフォンに対応する10.1インチタッチパネルモニター付オーディオナビを採用。快適なドライブをサポートしてくれます。

また、質感の高い造りとともに、最大80度まで開く大開口ドアを採用したり、1列目と2列目、2列目と3列目の座席間のスペースにもゆとりを持たせたり、使い勝手の良さも印象的。

3列目は体格の大きい大人もゆったりとはいえないものの、子どもたちなら秘密基地気分で喜んで座りそう。

なお、3列目シートを前へ倒せば5名乗車で481ℓの荷室容量たっぷり。さらに2列目も倒せばキャンプ用品や長尺物も収納できます。

力強いトルクがもたらす心落ち着く安定した走り

『コマンダー』はジープブランド初採用となるディーゼルエンジンを搭載。2.0ℓ4気筒ターボディーゼルに9速オートマチックを組み合わせています。

走り出してみるとディーゼルエンジンらしい低速からのトルクが印象的。アクセルの操作に対して瞬時に反応しますが、鋭く急加速するというより、大トルクでおおらかに加速していくのが心地よいです。

サスペンションもストロークにゆとりがあり、快適性を重視したセッティングだと思いました。

室内は静かです。この日は風が強く、窓を開ける室内に風が入り込んでうるさかったのですが、閉めた途端ディーゼルエンジンの奏でる静かな音でリラックスできました。

MTモードを活用すれば自分の意志でシフト操作が可能。よりクルマとの一体感が楽しめます。

なお、試乗車はメーカーオプションのコマンドビュー®デュアルペインパノラミックサンルーフを装備していました。ガラスルーフとオープンエアが楽しめ、この上ない開放感や心地よさをもたらせてくれます。

力強い走りとともに、電子制御4×4システムや路面状況によってドライブモードを選べるなど、オフロード性能もジープブランドならでは。

冒頭画像の撮影場所周囲は路面状況が不安定なところもあり、歩くよりも遅い速度で移動するシーンもありましたが、ラクラク操作できました。

また、前⾛⾞と⼀定の⾞間距離を保ちながら追従するアダプティブクルーズコントロールをはじめ、最新運転支援機能も充実。

『コマンダー』はスタイルこそ“シティ派SUV”ですが走りは本格派。まさにタフなイケメン=岡田准一さんか、はたまた宍戸開さんといったところでしょうか。

タウンユースやアウトドアシーン、そして四季によって天候や路面状況が変わる新潟にこそぴったりな一台です。

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