発売直後5万台もの注文が殺到し、わずか4日間で受注を停止した『ジムニーノマド』。なんと4年待ちともウワサされています。
というわけで「さすがにそれだけ待てない」「待てないから別のクルマにしよう」という方もいるのでは。そんな方に向けてこんな中古車はいかが?という選択肢をピックアップしてみました。
もちろん『ジムニー』シリーズは唯一無二の存在。それは長兄(末っ子?)の『ジムニーノマド』に至っても同様で、まったく同じ価値観や魅力をもつ別の選択肢はないと思います。ですので、以下に紹介する5台は、土俵は違えど「その手もあるよね」的なクルマ選びです。
支払総額をちょっと抑えて、購入後の修理やカスタムに充てるセレクトが多いですが、人によっては『ジムニーノマド』のワクワク感を超えるかもしれません。
もろちん、車検・税金・保険代などの維持費、そしてリセールバリューなども考えると、新車の『ジムニーノマド』の方が優れている点も多いと思います。
ちなみに『ジムニーノマド』の車両本体価格は2,750,000円(AT/MTは2,651,000円 )。つまり乗り出し時の総支払額はおよそ300万円超。その辺を考慮し、5つの選択肢をご紹介します。
選択肢1 ホンダ『クロスロード』
狙うのは2008~2009年式。5~7万km程度で、支払い総額200万円以下の車両はいかがでしょうか。
ゴツゴツしたデザインで、デビュー時よりも現在の方がかっこよく見えるような気がします。
アースカラーに塗装して、オールテレーンタイヤを履けば、超カッコイイ!
おまけに3列シート(さすがに3列目は狭いが子どもは秘密基地気分)なので、親子3代でのお出かけもこなせます。
消耗品を交換しつつ、丁寧に乗れば、10~15年くらいは乗れそう。
選択肢2 日産『ラシーン』
1995~2000年式(最終年式)で12万~16万km程度が多数。
支払い総額100万~150万円程度の物件を購入して、100万円以上かけて10万キロサイクルの消耗品やサビなどを直すとか。
部品があるか心配ですが、専門店もあるし、オーナー同士のネットワークもありそう。そんなつながりも含めてカーライフが楽しくなりそうです。
さすがに古いのでちょっと勇気が必要な選択ですが、デザインだけで欲しくなる一台ですよね。
選択肢3 マツダ『MX-30』
『ジムニーノマド』とはまったく路線が違ってしまうけど、あのフロントマスクやスタイルは大いに価値ありかと。
狙うのは2020~2022年式。2~3万km程度のガソリンエンジン(ハイブリッド)モデル。
街中メインでときどきキャンプ場なら、こんな選択肢もおしゃれかと。
タマ数少ないもののEVモデルもギリギリいけそうですが、さすがにロータリー搭載(発電用)モデルだと350万円を超えちゃいます…。
選択肢4 ホンダ『エレメント』
2003~2005年式で走行距離いろいろ。タマ数は少ないです。
20年近く前のクルマなので、購入後や税金や維持費、タイヤ代なども考慮して、100万円代後半を狙う。
後席の観音開きドアは、海や山などアウトドアで目立ちそう。時が経つにつれ街中にあふれかえるであろう『ジムニーノマド』より、レア度は勝るはず。
当時の新車価格は年式によって異なるものの270万円くらい。今ならADASがついて450万円くらいでは?な価値を感じる一台。
選択肢5 三菱『パジェロイオ』
サイズ感や走りを考えると、今回のなかではもっとも正統派の代替候補だと思います。
今見ると目がパッチリでコンパクトでなんだかかわいく、排気量は1800ccと2000ccと走りにゆとりあり。
とはいえ最終年式は2006年と約20年選手。100万円台前半で5万km前後も多数。
程度の良い車両を購入して、トコトン直す&いじって乗るのも楽しいはず。
ちなみにマニュアル車となると全国でも極めて少ない(カーセンサーやグーネットでも1ケタ台数)
…いかがでしょうか。
クルマ好きにとって一番楽しいのは、こんな妄想をしているときだったりして。
わたし自身、『ジムニーノマド』を買う予定も、お金もないけど、とても楽しかったです。
仮に私ならば、250万円あれば『S660』か『ロードスター(ND)』か『MR-S』かな…って、全然話が違うか・笑