プジョー『308』試乗記|エレガントなスタイルとしなやかな乗り心地にシビレた

先日、プジョー新潟さんから試乗車をお借りして、プジョー『308』に試乗してきました。現行は2022年デビューなので、すでに新潟の街中でも見かけることが増えてきました。

ずっと気になっていたんです。とにかくスタイルがいい。エレガントで美しいスタイリングは『308』ならでは。街中で見つけると、思わず目で追いかけてしまいます。

約25年前、世界一美しいクーペと評された『406クーペ』を見たときに感じたような衝撃です。あちらも美しさとカッコよさ、艶っぽさのある一台でした。

『308』は鋭い眼光のようなヘッドライトと牙のようなデイタイムランニングライト、そして肉食系動物を思わせる躍動的なフォルムが印象的です。

大きく張り出したフェンダーは、まるで筋肉が盛り上がっているよう。

運転席に座ってみると、さらにプジョーらしさ全開です。

小径ステアリングをはじめ、タッチスクリーンやインパネのデザイン、ドライバーを中心にレイアウトされた前席など、コックピットと呼ぶにふさわしい空間。男の子ゴコロをくすぐるようなマシン感がハンパない!(女性が乗っていたらすごくかっこいい!)

小物類の収納スペースもしっかり設けられており、日常の使い勝手も十分です。

アームレスト部分は観音開きの収納に。結構深さがあるので、手帳やペンなどちょっとした仕事道具やウエットティッシュなど、いろいろ収納できそうです。

そしてドリンクホルダーはスライドカバー付きなので、使わないときは見た目もスッキリ。

今回試乗したGTグレードは『i-Connect Advanced』を搭載していて、コネクテッド機能により広域におけるリアルタイムのトラフィック情報が取得可能です。

ボイスコントロール機能を備えており、ナビやエアコン、シートヒーター、オーディオ、天気予報検索などさまざまな機能を声で作動したり、停⽌したりできるそうです。

初めて実車を体感したのですが、予想以上に車高が低くスポーティ。それでいて運転席に座ってみると前方視界は良好です。

また、後席も低い車高のわりにゆとりたっぷり。荷室の積載量も十分で、スポーティなスタイルと実用性を高いレベルで両立していました。

今回は新潟市中央区の沼垂テラスを背景に撮影してきましたが、試乗したグレードに搭載されている1.5ℓディーゼルターボは発進時から力強く快適。気持ちよくドライブできました。

とくに新新バイパスでの乗り心地が印象的に残っています。

プジョーの乗り心地といえば、昔から『猫足』という表現がありますが、まさにネコ科の動物であるライオンやチーターの走り方のような、しなやかさを感じる乗り心地でした。

このグリーンのボディカラーもサバンナを彷彿とさせますが、このオリビン・グリーンは『308』のみに設定されていて、人気だそうです。

なお、『308』には今回試乗した1.5ℓクリーンディーゼル搭載『308 GT BlueHDi』のほか、1.2ℓガソリン、1.6ℓPEHVのパワートレインもあります。さらにボディタイプは今回のハッチバックのほか、ステーションワゴン(『308SW』)の2バリエーション。

ただし、現在購入できるのタイプやグレードは限られている可能性があるので、興味がある方はプジョー新潟までお問い合わせを。

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