『フリード クロスター』試乗記|家族の快適ミニバンと自分の趣味道具を両立

人気のコンパクトミニバン・ホンダ『フリード』が、6月下旬にフルモデルチェンジを受けたので試乗してきました。

先代からデザインが一新され、水平基調でスッキリとしたように見えます。

今回、ホンダカーズ新潟中央赤道店さんからお借りしたのは、アウトドアテイストのある『クロスター』(ガソリン車/4WD)。力強さと遊び心にあふれたスタイルが印象的です。

ブラックのフロントバンパーやタイヤ周辺のホイールアーチプロテクターのほか、さまざまな専用装備を採用。

『フリード』のもつ個性をいかしながら、アクティブさや力強さを表現しています。

運転席まわりはメーターフードがないため視覚的ノイズが少なく、シンプルで視認性にすぐれています。ストレスなく気持ちよくドライブできそうです。


運転席前のステアリングの向こう側のでっぱりがないので、すっきり!

7インチTFT液晶メーターは速度や時刻など必要最小限の情報に絞り込んでいるのがいいですね。このくらいそっけないというか、控えめな方が運転に集中できていいかもです。

インパネのマットな質感は、光の反射も少なく目にやさしくて手触りも好みです。そして、エアコンや操作系のスイッチ類がまとめられていて、直観的に操作できる配置がいいですね。

フルモデルチェンジによりフロントシートの形状を工夫したことで、2列目へのウォークスルーが先代よりもスムーズになっています。

コンパクトだけど広々使え、後席のユーティリティもすぐれています。

試乗車は5人乗りの『クロスター』ですが、サイドパネルやテールゲート内側にフックを取り付けできたり、濡れたアイテムも搭載できるボードがあったり、趣味に合わせていろいろ活用できそう。

もちろん車中泊だって可能。自分の秘密基地のように使うことを想像するだけでワクワクしてきますね。

室内をチェックしたあとはドライブへ。

試乗車はガソリン仕様車。スーッと静かに加速しますし、乗り心地もミニバンらしくソフトです。

新潟バイパスを走って新潟市北区の新潟せんべい王国に行ってきました。搭載される1500ccエンジンは、道中パワー不足をまったく感じさせず、ちょうど良かったです。ハイブリット車より80~90kg軽いことが軽快さとなってに走りに表れています。

乗り心地がソフトなのは、本格SUVと異なるミニバンらしさ。ストレスフリーですし、サイズやパワーなどいろいろ“ちょうどいい”のが『フリード』の特徴。

ちなみに、新潟せんべい王国は新潟市内近郊に住むご家庭にとって、遊びにいくにはまさに“ちょうどいい”距離ですよね。

『フリード』には2モーターハイブリッドシステム『e-HEV』を搭載するハイブリッドモデルもあり、こちらは力強くスムーズで、燃費もすぐれています。

5人乗り2列仕様と、6人乗りまたは7人乗りの3列仕様、そしてハイブリッド仕様車とガソリン仕様車。最近流行りのアースカラーを中心にカラーバリエーションもいろいろ。ライフスタイルに合わせて選べます。

なお、8月下旬にショールームに尋ねたところ、新型『フリード』はとても人気とのこと。

本気で欲しい人は「車検までまだ数ヵ月あるから大丈夫だろう」ではなく、早めに動きだした方がよさそうですよ。

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