洗練度を増して登場!新型ジープ『ラングラー』2024年モデルに試乗

今年5月にマイナーチェンジした新型ジープ『ラングラー』に試乗してきました。

ワイルドなスタイルと本格オフロード性能で人気の一台ですが、2024年モデルはどのような進化を遂げたのか紹介していきます。

まずエクステリアでは、伝統的な7スロットルグリルが小変更され、より洗練された印象になりました。今回の試乗車『アンリミテッド サハラ』にはプラチナシルバーのグリルサラウンドが採用され、フロントマスクがより強調されています。

7スロットルグリルが銀のふちどりにより、さらに印象的に映りますね。

そして新型ホイールデザインの採用により、足元もスタイリッシュになりました。グレードにより異なるホイールデザインとなっています。


※ジープ公式HPより

インテリアでは『アンリミテッド サハラ』と『アンリミテッド ルビコン』に、12ウェイパワーアジャスタブルシートを新たに搭載。車体は大きいですが、小柄なドライバーでも最適なドライビングポジションを見つけられます。

さらに『ラングラー』全グレードのフロントとリアに、初めてサイドカーテンエアバッグを標準装備。安全性能も向上させました。

運転席に座ると垂直気味に配置されたスイッチ類が目にとまります。これは『ラングラー』の特徴のひとつ。センターコンソールにまとめられているため、視線移動も少なく済みます。

12.3インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備しており、Apple CarPlayやAndroid Autoなどを通じて、スマートフォンとの連携もスムーズに行なえます。

なお、運転席と助手席別々に3段階で温度調節が可能なフロントシートヒーターと、ステアリングホイールを温めるヒーテッドステアリングホイールを採用しています。

秋冬などオープンエアにして走るときはいいですね。

室内の広さは必要にして十分。何よりも堅牢なボディで守られている感じが、このクルマならでは。心のゆとりにつながります。

またジープといえば、さりげない遊び心が魅力。リアゲートの内側が7スロットルグリルをモチーフにデザインされていたり、ガラスには隠れジープのイラストがあったり…。他にもあるので、ジープ新潟さんで試乗する際は、ぜひ探してみてください。

なお、より本格悪路性に特化した『アンリミテッド ルビコン』には、従来よりも強固で堅牢な構造のフル・フロート・リアアクスルを採用。牽引能力を向上させました。

さて、今回の試乗では、新潟バイパス桜木インターから新新バイパス濁川インターまで、結構強い雨の中を走行しました。

しかし、このクルマにとっては天候なんて関係なしといったところ。むしろ悪天候や悪路こそ得意なステージ。バイパスを走行中も不安感はありません。

そして『ラングラー』といえば4WDシステム。オンロード用の4×2レンジ「2H」、雪道や砂利道などの未舗装路に有効な4×4レンジ「4H」、悪路や岩登り時などに対応した最大の駆動力を発生するローギアード「4L」などのパートタイム4×4と、自動的に前後輪のトラクションを分配しオン・オフロード問わず4×4を使用できるフルタイム4×4「4H AUTO」モードを搭載。

シーンに応じてドライバーの意志で切替できるという、運転の楽しさを提供してくれます。

エンジンは272psを発生する直列4気筒2000cc。レギュラーガソリン仕様なのがうれしいですね。

『アンリミテッド サハラ』の車重は2トン。さすがにスポーツカーのような鋭い加速とはいえませんが、40.8kg・mのビッグトルクでおおらかな気持ちで走れるのが魅力です。

セダンのような滑らかな走りを求めるのではなく、どんなステージでも力強く走破できるの『ラングラー』。そんな「どこでも移動できるタフな機動力」こそが、このクルマの真骨頂だと思います。

他にはないオリジナリティと存在感。それは新潟県民にとってのアイス『もも太郎』と同じ(流れが唐突・笑)。…というわけで今回、新潟市北区の「もも太郎ハウス」(新潟市北区木崎下山1782-1セイヒョー豊栄工場 敷地内)で撮ってきました。

こちらは『もも太郎』の直営アンテナショップです。興味がある方はぜひ。

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