スタイルと走りを両立させたコンパクトSUVトヨタ「C-HR」に試乗

まるで削り出されたようなシャープなデザイン

話題のコンパクトSUV、トヨタ『C-HR』に試乗してきました。

車両をお借りしたのは「トヨタカローラ新潟 亀田インター店」。

『C-HR』のグレード展開は分かりやすく、
ハイブリッド車(1.8ℓエンジン搭載)が前輪駆動のみで、ガソリン車(1.2ℓターボを搭載)が4WDのみとなります。

今回、試乗したのはガソリン車の『S-T』グレード。

ちなみに全国的に、そして新潟でもハイブリッド車の方が販売比率は高いそうです。

でも、今回はあえて小排気量ターボのガソリン車タイプを選択しました。

ベースはトヨタ『オーリス』にも採用されているエンジンなのですが、
私、トヨタの小排気量ターボは乗ったことがなかったので気になっていたのです。

デザインはダイヤモンドがモチーフ

「キーンルック」と呼ばれるフロントマスクをはじめ、まるで削り出されたようなシャープなスタイルが印象的です。

ボディを絞り込んだり張り出したりする造形は、ダイヤモンドをモチーフにしているらしく、
クルマが停止している状態でも、今にも走り出しそうな疾走感が感じられます。

さらに全体的に塊感もありますよね。

私はなぜか、このクルマを見ると、ドラゴンクエストのモンスター「ばくだん岩」を思い出すんです。
鋭い目つきと表面の凹凸のせいかなぁ。

「ダイヤモンド」をモチーフにしてるデザインなのに、「岩」にたとえるのもどうかと思いますけどね。

さて、実物を目の前にして思ったのが、予想していたより全高が低いという点です。

全高は1565mm(ハイブリッド車は1550mm)に抑えられているので、多くのタワーパキングにも対応します。

ちなみに最低地上高(地表から車体の一番低いところまでの距離)は155mm(ハイブリッドは140mm)。

155mmって、なんとセダンの『カローラ アクシオ』(2WD)と同じなんです。結構驚きました。

SUVでこの数値は結構低いもので、
ちなみにホンダ『ヴェゼル』の4WDで170mm(FFで185mm)、マツダ『CX-5』で210mmと、ライバル車よりも最低地上高が低いんです。

外からクルマを見ていると、なんだかネコが勢い良く走り出す直前のような、
伏せて低く身構えているような感じがしましたが、この最低地上高がそう見えさせていたのかもしれません。

だから先に書いたように停止している状態でも疾走感や躍動感を予感させるんでしょうね。

クルマのデザインについて知識はないですが、そういう“見てる人に予感させる”のも、デザインができることであり、好きにさせる(購入意欲をそそる)ポイントの一つなんでしょうね。

さて、乗り込む前にクルマをジロジロ。

フロントフェンダーの盛り上がりは、まさにネコ化の動物の筋肉のようにも見えます。

ブレーキランプの立体感もすごい。

仮面ライダー電王の目みたいだわ。

そして、ふと後部座席をチェックしてみようと思ったら…ドアノブないじゃん!

実はこんなところに。

でもって、どうしてここにノブ?と思ってクルマを真横から見たのですが、確かにここに設定するしかなさそうです。

…ですよね? ほかの場所に後席のドアノブをカッコよく設置できる場所、なさそうですよね。

では、コレどうやって握るのが正しいのでしようか…。

下からすくいあげる…?

もしくは上から握るか、試してみましたが、私は上から握る派でした。

小柄な方や子どもだったら下から握った方がスムーズかもね。

大人の遊び心があるインテリア

さて、インテリアも質感や形状にこだわっており、大人のムードが演出されています。


↑試乗車はオーディオレス(ナビ未装着)の状態

エアコンボタンも手触り・操作性ともによく、
運転しながら視線を意識的に向けなくても触った感触で操作できます。

ステアリングにもこだわっていて、上質なトップレザーに加え、
かがり縫い」というこだわりの縫製を採用しています。

また、外観同様、「ダイヤモンド形状」をドアトリムオーナメントなどに採用。

そして、ふと前席天井をみたら、またもやダイヤモンドモチーフ。

細かいところに大人の遊び心ってわけですね。

また、2ドアクーペのようなシルエットゆえ後部座席の広さを心配したが、実際に座ってみるとそんな心配はご無用。

頭上や膝回りにも余裕が感じられました。

先ほど触れた通り、全高が抑えられているので狭いかもと思っていましたが、
最低地上高も低めなので、後席は包み込まれるような安心感がありました。

あと荷室の広さもこんな感じで十分ですよ。

 

目線は高いのに地面に近いスポーティな運転感覚

さて、次はお楽しみのドライブ。

いつも通り、新潟のイチクルマ好きおやじとして、新潟の町を走って感じたインプレッションです。

ショールームを出発してすぐに、ボディ剛性の高さと足回りのしなやかさが感じられました。

足は硬めなんだけど乗り心地はしなやか。

ボディはガッシリとしていますが、サスペションやアーム類がよく動いているような感じです。

また、パワーよりも明らかにボディが勝っているので運転していて安心です。

かといってパワー不足ということは全くなく、今回も新潟市内の幹線道路や新潟バイパスしか走りませんでしたが十分力強いです。

そして静粛性も高いです。

最も感心したのは、SUVなので当然目線は高めなわけですが、重心の高さを感じることはなく、

まるで自分が握っているステアリングと路面がとても近くにあるように感じるほど操縦安定性が高いです。

そして上級スポーツセダンのような走りの質感です。

ちなみにトヨタは、このクルマの走りに対して“我が意の走り”というコンセプトを打ち出し、
そのために「レスポンス」「リニアリティ」「コンシステンスー」の3つを突き詰めたといいます。

分かりやすく言うと“操作に対して即座に、忠実に対応し、どんなシーンでも乱れず応答する”みたいなことではないかと私なりに解釈しています。

初めてこのクルマを見たときは、デザインのインパクトが強かったのですが、本質は走りにあると思いました。

現行『プリウス』のプラットフォームにも採用されているTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)がもたらす高い基本性能に加え、走りの味付けにとてもこだわっています。

↑トヨタ「C-HR」公式ホームページより引用

ちなみに今回試乗した『S-T』は17インチホイールなうえ、試乗車はスタッドレスタイヤを装着してました。

それでこのリニア感ですもんね。

よりスポーティな『G-T』は、18インチホイール採用なので
さらにワクワクするような運動性能を持っているんでしょうね。

機会があれば乗ってみたいなぁ。

最後に試乗させていただいた感謝を込めて、トヨタカローラ新潟さんの情報です。

2月24日(金)から26日(日)まで
トヨタカローラ新潟さんでは「U-Car決算大商談会&新型プリウスPHV店頭発表会」を開催します。

デビューしたばかりの『プリウスPHV』をチェックしてみたり、
C-HR』に興味がある方はぜひ試乗してみてくださいね。

ハイブリッドタイプの試乗車もありますからね!

◆店舗情報◆
トヨタカローラ新潟 新潟亀田インター店
新潟市江南区下早通柳田2-2-15
tel.025-212-7111
9:00〜17:30
月曜・祝日定休
http://toyotacorolla-niigata.jp/
<アクセス>
国道49号線姥ヶ山インターから約3分。イオンモール新潟南向かい