まだ暑さを感じる日もある昨今、旨辛グルメはいかがでしょうか。県内6店舗のおすすめ韓国料理をご紹介します。
夏バテな方も、食欲の秋の方も、スタミナ料理を求めてドライブに行きませんか?
※この記事は「月刊にいがた9月号特集・旨辛グルメ」をもとに作成しています。取材内容は8月下旬当時のものです。
辛い、だけど温かい韓国のお母さんの味|韓国料理はぬる
上越にお店を構えて7年。韓国出身の店主・佐藤明子さんの気さくな接客にリピーターが相次ぎ、昨今の韓国ブームの影響からか若い女性客も多い。
提供しているメニューは、豚肉をサンチュで巻いて食べるサムギョプサル、チゲやビビンバに6種類のチヂミなど。使われている野菜は佐藤さんが毎日、自分の畑で採ったものがほとんど。調味料や香辛料は韓国から仕入れたものを使っており、現地でお店をやっていた経験から、配合はお手のもの。
また、事前予約で民族衣装の韓服を着ることができるのでこちらもぜひ。
▲純豆腐チゲ
韓国の青唐辛子を用いた秘伝のタレと牛骨スープで作る具だくさんチゲ。アサリとホタテのうまみもたっぷり! 1,480円
▲ビビン冷麺
サツマイモでできたコシのある麺に、唐辛子、コチュジャン、酢コチュジャンを混ぜ合わせ、エゴマの香りをきかせた冷麺。1,300円
韓国料理はぬる
上越市中央1-12-8
tel.025-512-1032
11:00~14:00/17:00~22:00
第2・4日休 席14 P5台
韓国出身シェフによる本格レシピが自慢!|韓国料理 明洞
韓国出身の店主・李仙花(イソナ)さんと料理長のキムトックホ(※注:フォントが正しく表示されないためカタカナ表記しています)さんが約20年前にオープン。新潟における韓国料理専門店の先駆け的存在として知られ、現地の料理店で提供されている伝統的なメニューを70種類以上ラインナップする。
その半数がうま辛な味わいで、イチオシの『プデチゲ』や『ジェユクボクム』をはじめ、『石焼ビビンバ』や『豚プルコギ』、『ユッケジャン』など、それぞれに根強いファンが付いている。
お手頃な価格で気軽に楽しめるランチもいいが、夜はマッコリなど韓国のお酒とともにじっくり味わいたい。
▲プデチゲ(小)
インスタント麺、野菜、スパムなどの具材を、オリジナルの調味料を加えた辛い牛骨スープで煮込んだ鍋料理。1,760円
▲ジェユクボクム(豚肉のピリ辛炒め)
合わせ調味料に漬け込んでうまみを引き出した豚肉や野菜、キムチを甘辛く炒めた韓国の居酒屋定番メニュー。マッコリと好相性。990円
韓国料理 明洞(ミョンドン)
新潟市中央区南出来島2-9-13・2F
tel.025-280-0215
11:30~14:00/17:30~22:30(LO21:30)
火水休 席35 Pなし
新潟食材× 本場の味が地元民から大人気!|韓国家庭料理 多来
女池ICから車で約5分。本場の味が楽しめる老舗韓国料理店で、定番からちょっと珍しいものまで多彩なメニューを提供。
本場の唐辛子やコチュジャンを使った自家製調味料と県産の食材を掛け合わせるという多来ならではのスタイルで、韓国料理のおいしさを発信している。
なかでも新潟が誇る「越後もち豚」「あがの姫牛」「越の鶏」をいかした肉料理やうまみの強い自家製キムチで作るチゲは絶対に外せない一品。単品での注文はもちろん、リーズナブルな価格がうれしいランチや大人数での宴会に最適なボリューム満点のコースもおすすめだ。
▲チーズテジカルビ
秘伝の甘辛ダレで炒めた新潟のブランド豚「越後もち豚」と野菜をチーズにたっぷり絡めて食べる大皿料理。2~3人前で3,245円
▲チョングッチャン
自家製キムチのうまみが広がるチゲに、納豆と卵を加えることでまろやかな味わいに。具だくさんで食べ応えも十分。1,320円
お店はDEKKY401のすぐそば。家族連れからおひとり様まで客層は幅広い
韓国家庭料理 多来(タレ―)
新潟市中央区上近江4-2-20
tel.025-284-8261
11:00~14:00/17:00~LO21:30
月火休(祝の場合は営業) 席46 P12台
これぞ韓国家庭料理!焼肉と一緒にどうぞ|はんぢゃん新発田店
村上市にある本店に続き、新発田市に昨年オープンした焼肉店。韓国出身のオーナーが営む店とあって、韓国焼肉に加えて現地で親しまれる家庭料理を豊富に用意している。
村上牛や仙台牛といった厳選黒毛和牛は枝肉で仕入れることで、高品質なものを安価に提供。焼き台や銀箸も本場韓国製にこだわり、本場の味を追求するために余念がない。
辛口メニューを目がけて訪れるなら、『辛口タコ炒め』や『辛口豚足炒め』は必食。辛さのなかにあるコクやうまみを味わえば、辛さだけではない韓国料理の味に魅了されるはず。
▲辛口タコ炒め
カプサイシンソースの辛さとイイダコのうまみがマッチ。鉄板がジュージューと音を立てているうちに召し上がれ。1,210円
▲ヤンニョンチキン
170度の油でパリッと揚げたレッグと手羽元を自慢の甘辛ダレで味付け。手袋をはめて本場の食べ方で豪快にかぶりつこう。5本990円
「オープンして1年。幅広い世代の女性に人気の店です」と大滝店長
はんぢゃん新発田店
新発田市新栄町1-2-23
tel.0254-20-8809
11:30~14:30(LO14:00)/17:30~22:00(LO21:30)
火休 席32 P6台
※村上店あり
おいしさの秘訣は韓国コチュジャン|Moon’s KOREAN DINING
韓国人店主の鄭(ジョン)さんが日本人向けにアレンジした韓国料理を提供する。辛さの秘密は一斗缶で仕入れる本場のコチュジャン。唐辛子の辛さのなかにコクを感じられる、韓国料理には欠かせない調味料だ。
『チーズタッカルビ』は、鶏モモ肉とスライス餅、野菜を甘辛いソースで炒めた人気メニュー。『ラーポッキ』は、ラーメンとトッポッキに濃厚ソースが絡んだ一皿で、しびれるような辛さを楽しめる。
ぶ厚くカットした県産豚のサムギョプサルも評判だ。席に備えられた韓国の本格ロースターでスタッフが焼いてくれる。
▲ラーポッキ
辛さはお店ナンバーワン! 濃厚な味付けで、おつまみにもぴったり。ゆで卵を崩しながら食べると辛さが緩和されておすすめ。990円
▲チーズタッカルビ
熱々の鉄板で提供される人気メニュー。単品1,298円。ランチタイムはライス、キムチが付いて1,450円
店主の鄭(ジョン)夫妻。お店は一ノ木戸商店街、ハーメルンの館前にある
6月に店内をリニューアル。本格的なサムギョプサルを気軽に味わえる
Moon’s KOREAN DINING(ムーンス コリアン ダイニング)
三条市仲之町1-5 岡久ビル1F
tel.0256-64-7707
11:30~LO14:30/17:30~LO22:00
火、月2回水休 席32 P共有
豊富な「ピビンパ」あなたは何を選ぶ?|金金醬
日本全国でお店を展開している韓国料理店で、昨年10月に新潟初上陸。石焼きビビンバが主役で具材は牛、豚、タッカルビ、海鮮など全部で10種類以上から選べる。
店長いわく、ひと口目はそのまま、ふた口目からは生卵や塩気とゴマ油のきいた韓国海苔、コチュジャンを入れてよく混ぜ、香ばしいおこげと一緒に味わうのがおいしい食べ方なのだそう。どれもプラス280円でスープと韓国の惣菜・パンチャンが3種付いてくる。
ちなみにメニュー名は「ビビンバ」ではなく「ピビンパ」。韓国の発音により近い呼び方とのこと。
▲牛カルビ石焼きピビンパ
山盛りの牛カルビ、キムチ、ダイコンナムルなど、具材は全6種類。お米は栄養価の高い十六穀米を使用している。1,280円
▲タッカルビ鉄板
熱々の鉄板で焼く、大きな鶏肉が入った韓国のスタミナ料理。甘辛いサムジャンを付け、サニーレタスやエゴマの葉で包んで食べる。1,250円
金金醬(きむきむじゃん)
新潟市東区河渡庚240-1 河渡マーケットシティ内
tel.025-374-6616
11:00~15:00(LO14:30)/17:00~21:30(LO21:00。土日祝は11:00~21:30、LO21:00)
不定休 席64 P共有