チャーハンって、実はとっても懐が深いのです。どんな味付けもトッピングも受け入れちゃう。間違いないのは、どれもおいしいってこと。
個性的なチャーハンを求めてドライブへ出かけよう!
※この記事は「月刊にいがた11月号特集・喰らえ!チャーハン」をもとに作成しています。取材内容は10月下旬当時のものです。
らーめん 三咲屋の単品チャーハン
「ウチのチャーシューは甘いから、それを使ってチャーハンを作ると甘くなるんです。そのままだと中途半端な味になるから、それならしっかり甘くしちゃえ!って」と店主・原さん。
塩とほぼ同量の砂糖を加えて作るというチャーハンは、漂う甘い香りに一瞬「ん?」と思うも、口に入れるとほんのりとした甘さでおいしい!
看板の塩ラーメンとのセット『しおセット』(1,200円)が人気だが、『単品チャーハン』(960 円)は丼山盛りのビッグボリュームも評判。
▲「単品には卵2個、ご飯600グラムを使ってます」と店主の原卓也さん
らーめん 三咲屋
新潟市東区大形本町3-1-75
tel.025-250-9045
11:00~14:30/17:00~21:00(LO20:45。土日祝は11:00~21:00、LO20:45)
火休 席30 P10台
八木茶屋のピネライス
「チャーハンもカツカレーも食べたい」というお客のリクエストから、10 年ほど前に誕生。フランス語の俗語で薄いカツレツを意味する「ピネ」からこのメニュー名に。
ふんわりパラリと仕上げたチャーハンに、決して薄くはない揚げたてのトンカツをのせ、手作りの辛めカレーをかけて完成。ボリューム満点で満腹確実!
おいしいと評判の味噌汁付きで1,200円。看板メニュー『山塩ラーメン』(900 円)とともに注文し、2~3人で分けて食べる人が多いとか。
▲「ピネライス目当てにイギリスから来た方もいました」と店主の内藤さん
八木茶屋のピネライス
三条市長野341-4 tel.0256-47-2017
11:30~14:30
月休(祝の場合は翌日) 席30 P5台
翔龍のカニクリーム炒飯
横浜で腕を磨いた店主が腕を振るう中華料理店。『カニクリーム炒飯』は、カニあんかけチャーハンをアレンジしたオリジナルメニュー。
ベースは強火で仕上げた卵チャーハン。そこに、鶏ガラスープで軽く煮込んだカニを積み重ねる。カニの風味が移ったスープにとろみを付け、エバミルクを加えて作ったクリームあんを、上からたっぷりとかけて完成。
香ばしいチャーハンひと粒ひと粒を、まろやかなクリームあんが包み込む。スープ付き1,000円。
翔龍
燕市吉田神田町14-8
tel.0256-93-5546
11:30~14:00/17:30~23:00(LO22:00。日祝は~22:00、LO21:00)
月休ほか 席60 P12台
レストラン モンブランの鉄板開高めし
和・洋・中バラエティに富んだメニューから、旬の食材をいかした季節の味まで幅広く取り揃える老舗レストラン。
小説家の開高健にちなんだ魚沼のご当地グルメである開高めしは、たっぷりの山菜を、ご飯と一緒にニンニク、ショウガ、リンゴの入った甘辛醤油ダレで炒め、アツアツの鉄板に盛り付けて提供。
魚沼産コシヒカリのモチモチとした食感と、香ばしいおこげを楽しめる。最後に添える魚沼産の大きなゼンマイの食感がアクセントに。1,155 円。
▲タケノコ、ミズナ、キクラゲ、ゼンマイレストラン モンブラン を入れて炒める
レストラン モンブラン
魚沼市佐梨646-1
tel.025-792-1052
11:00~21:30 木休 席90 P24台
麺屋SAKURAの黒チャーハン
「ラーメン屋らしいチャーハンを作りたい」と店主の村山達章さん。おすすめは『黒チャーハン』(780円)。
黒い色と、ガツンとパンチのきいた味と香りの秘密は、ニンニクから香りとうまみを十分に抽出した特製黒マー油。つなんポークを使ったチャーシューのまろやかな甘みと、刻んだメンマのコリコリとした食感がクセになること間違いなし!
色が対象的な、ネギラー油で炒めた『赤チャーハン』(780円)もうま辛でおすすめだ。
▲『特製つけ麺』や『豚骨らーめん』を求め、週末には行列ができる
麺屋SAKURA
十日町市稲荷町3-4-5
tel.025-755-5885
11:00~14:30(LO14:15)/17:00~21:00(LO20:30)
月休(祝の場合は翌日) 席50 P15台
麺の店 きらく苑の納豆チャーハン
創業48年。長年、近隣で働く人たちのお腹を満たしてきたラーメンとチャーハンが看板の店だ。毎日訪れても飽きないようにと、チャーハンは4種類を用意。
なかでも多くの常連客が注文するのが『納豆チャーハン』。炒める前に小粒の納豆をさっと水洗いすることでほどよい粘りが残り、口に運びやすい。
湯気とともに立ち上る納豆と長ネギの香りが食欲を加速させ、さらに自家製チャーシューが深い味わいを演出。リピート必至の一品だ。スープ、お新香付き850円。
▲「うちは盛りのよさも評判。たっぷり楽しんでほしい」と浜田さん夫妻
麺の店 きらく苑
新潟市中央区鐙3-7-13
tel.025-241-7598
11:00~14:00
日休 席33 P4台