走りの楽しさも追求した新型トヨタ『カローラ』に保守的なイメージはなくなった

自動車評論家から走りの評価が高い新型トヨタ『カローラ』を体感してみました

2019年9月17日にフルモデルチェンジされたトヨタ『カローラ』(セダン)と『カローラ ツーリング』(ワゴン)。

2019年10月の新車乗用車販売台数ランキングで、11年振りの1位(11,190台)になったのには正直驚きました。さすがに1位は…ね。

さて、セダン・ワゴンともにハッチバックの『カローラ スポーツ』顔になるとともに、その『カローラ スポーツ』も一部改良が施されました。

新型『カローラ』の注目ポイントは
●TNGAプラットフォームを採用した「走り」
●国内トヨタ初となるディスプレイオーディオを全車標準装備
●自転車や夜間歩行者の検知が可能な「Toyota Sefety Sense」を標準装備
…の3つ。

というわけで今回は、トヨタカローラ新潟 新潟亀田インター店さんより、『カローラ ツーリング』のなかから1.8ℓハイブリッドモデル『W×B』に試乗させていただきました。

TNGAプラットフォームになったということでやっぱり走りが楽しみですが、まずはデザインや内装をチェック。

車幅が1745ミリとなり3ナンバー化し、5ナンバーサイズたった先代『カローラフィールダー』に比べると低重心でワイドになりました。まるで余分なぜい肉を落としつつ、筋肉量を増やした肉体のようです。

全高はわずか15〜40mmほど低くなっただけなのに数値以上に低く見えます。

目つきやヘッドライトのカタチが、まるでネコ科の肉食獣が低く身構えているようですし、大型台形のロアグリルフレームは、まるでガオッ! と口を開いたように見えなくもないような…。

そして室内へ。運転席に座った瞬間、シートとステアリングがポッカポカ。シートヒーターとステアリングヒーターがONになっておりました。

取材日は大雨で風も強く結構寒かったので、思わぬ温もりに気持ちもホッコリ。

『W×B』グレードはスポーティシートを標準採用しています。

さらに今回の試乗車はオプションで選べる白と黒の2トーンシートをセレクトしていて、上質な中にも洗練させた雰囲気になっています。

そして注目ポイントのひとつが、全車標準装備の「ディスプレイオーディオ」。

スマートフォンとの連携が可能で、日頃利用している地図やアプリ、音楽などをディスプレイで操作できるんです。

スマホの音声認識機能を使えば声でも操作できるし、スマホの連絡先に登録している相手ならハンズフリーでの通話も可能。

ちなみに従来通りのナビ機能を利用したい人向けに、ナビキットも用意されています。

続いて後部座席に移動しました。

このスタイルを考えたら広さに関しては納得。以前『C-HR』の後席に座ったときに感じたような、広々で開放的とはいえないけれど、包み込まれ守られている感じです。

そしてワゴンならではの魅力として、荷室のリバーシブルデッキボードが挙げられます。

裏面が樹脂製になっているのでウインターシーズンにもってこい。濡れたスキーやスノボ、ブーツなども気にせず積載できます。キャンプ用品もガンガン積めるし、缶ビールの残り汁が漏れそうな帰路時のゴミ袋だって気にせず積めていいですね(笑)。

また、タイプ別設定となりますが、リバーシブルデッキボードは荷室床面の高さを2段階に調整可能で、上段にセットして後席を倒せば長い荷物が積めるフラットなスペースに。

下段にセットすれば。背の高い荷物の積載が可能です。

さて、内外装をチェックしたあとは、いよいよドライブへ。

雨で濡れた凹凸路面を走るも接地変化が少なく安定感抜群!

この日は突発的な雨風にも見舞われましたが、窓の外が気にならないくらい室内は静か。

乗りだした瞬間、同じくTNGAプラットフォームを採用する『C-HR』に初めて試乗したときのことを思い出しました。

目線が高いSUVなのにセダンのように地面が近くに感じられる操縦性でしたが、この『カローラ ツーリング』はさらに低重心。

ゆったりとした法定速度で一般道を走っているだけでも、高剛性ボディであることがステアリングや腰、お尻から伝わってきます。

新潟市内の某所に、ほとんどクルマが通らない、つなぎ目の段差に加え高低差のある急カーブの道があるのですが、敢えてそこを意地悪くクイックに旋回。

ところが車体が上下にグワンッと乱れることもなく、ロールが少ないのに足回りの硬さを感じない。

そしてタイヤが地面にしっかり接地していて、ボディがねじれる感覚もありませんでした。

いやはやナイスです。この操縦安定性は悪天候などいかなるシーンでも、ドライバーの心にゆとりを与えてくれると思います。

試乗車は「ばね上制振制御」を標準装備しているグレードで、路面の凹凸に応じて、トルクをリアルタイムに制御するこでピッチング(上下の縦揺れ)を抑制してくれます。

運転中は気づかなかったのですが、無意識に恩恵を受けていたのかもしれません。

ちなみにパワーは必要十分。街中をゆったり走っているときは結構頻繁にEVモードになりました。JC08モードでリッター30.8km。WLTCモードでリッター25.6kmと立派です。

取り回しの良さも最少回転半径が5.0m(15インチタイヤ装着車/16インチ・17インチは5.3m)と3ナンバーサイズのボディからしたら十分。軽自動車でも4.5m前後ですもんね。

運転の楽しさや扱いやすさに加え、自転車や夜間の歩行者検知も可能な「Toyota Sefety Sense」を標準装備するなど安全機能も強化。

今度の『カローラ』シリーズはかなり期待できる一台です。

ちなみにワゴンの中でライバルは、ホンダ『シャトル』、スバル『レヴォーグ』、マツダ『MAZDA6ワゴン』あたりかと思いますが、価格と走りの面から見ると、国産車の中では直接的なライバルはいないような気がします。

皆さんもぜひ一度試乗してみてください。これまでどこか保守的イメージがあった『カローラ』のイメージが変わるかもしれません。



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Car&Life Niigataの編集長。兼、新潟の情報誌『月刊にいがた』の編集部員。広告営業をメインに、カーライフ誌面「このクルマ このシーン」などを担当。編集部イチのクルマ好き。入社以来24年、どんなに歳を重ねようがあだ名は「ヤング」。「新潟版図柄入りナンバープレート検討委員会」の委員を務めた。
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