新型『DAYZ(デイズ)』の進化に日産の意地と本気を感じました【試乗記】

ブラッシュアップされた2つの外観デザイン

6年振りのフルモデルチェンジでデザインが一新された軽自動車『デイズ』。

今回は新潟日産モーター は〜とぴあ新潟から、試乗車を借りてドライブへ。

試乗車は『デイズ X(2WD)』。

発売直後にお借りしたこともあり、用意されていたのは精悍なマスクの『ハイウェイター』ではなくスタンダードなグレード。

一瞬、「そっかぁ…」と思ったものの、実車を前にすると親しみやすさに加え、キリッとした顔つきもあり、デザイン的にいえば自分はこっちがいいかもな…なんて思ったりして。

でもってまずは室内をチェック。

2段構成のインパネや、直感的に操作できそうなタッチパネル式オートエアコンなどシンプルかつ先進的なインテリアを採用。

ぬくもりを感じる素材感とカラーのシートが、毎日乗っても飽きのこないくつろげるムードを演出しています。

エアコンの風量表示はデジタル。まるで懐かしの「クイズタイムショック」を彷彿させます(喩えが古い!)

そして小物の収納スペースも充実しています。

後席に移動してみると、こりゃまた広い。

新型プラットフォームを採用するだけあって、もともと広かった先代よりもさらにゆとりがレベルアップ。

大人が脚を組んでゆったりできるようニールームの長さを710mmも確保したそうです。


さりげなく便利なポケットもあり

そして荷室は、後席を一番後ろに下げた状態でも385mmの荷室長を実現。

エンジンとCVTのマッチングが良く、走りはスムーズ

さて、空間チェックの次はいよいよ走りへ。

新型『デイズ』はエンジンとCVTを新開発したほか、リチウムイオンバッテリーを搭載したスマートシンプルハイブリッドなど新パワートレインを採用。

でもって今回試乗した『デイズ X』はハイブリッド非搭載。

とはいえ頻繁にアイドリングストップするし、カタログ数値を見るとJC08モードでリッター29.4km(WLTCモードで21.2km)と立派です。

実は先代『デイズ』は弊社の社用車。だからこそ今回、進化がよく分かりました。

まず、目線が高くて運転しやすい点はこれまで同様。

明らかに進化を感じたのが加速のスムーズさ。

これまでは一定速度で走行中にアクセルペダルをグっと踏み込んだ瞬間、少し間があってから加速を始めるような感じがありました(とはいえそんなに気にならないレベルですけど)。

しかし、新型はそのあたりが明らかに改善されていて、パワーがスーッと気持ち良く湧き出るんです。

あとは乗り心地。

地面の細かい凹凸を乗り越えるときや曲がり角など、車体の振動が少なくなり、軽自動車と思えないような上質さ。

CVTのギクシャク感も少なくなったことも相まって、明らかにピッチングも減りました。

それに室内の静かさも向上しています。

ちなみにインパネ中央には「エコペダルガイド」という表示があり、アクセルを踏み量に応じてエコ具合をお知らせしてくれるから、自然に燃費を意識して走っちゃいました。

とはいえエンジンがスムーズに回ってくれるので、少なくとも今回走った街中に限っていえば、ノロくてもどかしいと感じることはなかったです。

狭い駐車シーンに便利なインテリジェント アラウンドモニター。『X』にはオプション設定

注目グレードは『ハイウェイスター』だがライフスタイルに合わせた選択を

では最後に、新型『テイズ』のおすすめグレードはどれ?といえば、やっぱり『ハイウェイスター』ではないかと思います。

それは精悍なスタイルのみならず、新型のウリのひとつ、軽自動車初搭載となるプロパイロットが設定されているから。

改めてですが「プロパイロット」をひと言で説明すれば、アクセル・ブレーキ・ステアリングをクルマ側が支援してくれ、高速道路での渋滞や長時間の巡航走行の負担が軽減してくる装備(確か今は「自動運転」「自動運転技術」という言葉は使っちゃいけないんだよね)。

でも、「街中しか走らないし、プロパイロットはいらないよ」という人であれば、スタンダードモデルの『S』『X』でも十分と言えます。

インテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報(LDW)、ハイビームアシストなどは全車標準装備ですからね。

もちろん本気で『デイズ』を購入しようか検討する方は、グレードによる標準装備とオプション装備の違い、2WDと4WD、ハイブリッド搭載と非搭載、NAとターボなど、よくチェックしてくださいね。

ちなみに今回、なんだコレは? と思ったのがオプションの「SOSコール」。

なんと交通事故や急病などの緊急時に、専門のオペレーターが警察や消防への連携をサポートしてくれる装備です。

高級車ならまだしも、軽自動車でこんな先進運転支援技術を設定するなんて驚きです。

新型『デイズ』は見た目はもちろん、新開発したエンジン&CVT、各種先進装備の採用など、日産の本気度を感じさせてくれる一台でした。



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Car&Life Niigataの編集長。兼、新潟の情報誌『月刊にいがた』の編集部員。広告営業をメインに、カーライフ誌面「このクルマ このシーン」などを担当。編集部イチのクルマ好き。入社以来24年、どんなに歳を重ねようがあだ名は「ヤング」。「新潟版図柄入りナンバープレート検討委員会」の委員を務めた。
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