運転しながらニヤけたワケは…

それは新型『アルトワークス』に試乗したからなんです。月刊にいがた3月号の誌面用に「スズキアリーナ新潟」さんからお借りしたのですが、ホント楽しかったです。細かい解説は専門誌のジャーナリストさんにお任せするとして、私のような一般ドライバーの目線でいったら、いやいや充分エキサイティング! ギアを1速に入れてクラッチをつないで発進するやいなや、ボンネットの中のエンジンが軽いボディをギュイーン!と一気に引っ張っていくかのような鋭い加速。数学の「Y=Xの二乗」のグラフ曲線って覚えてますか? ワイングラスを真横から見た形のようなグラフです。感覚的にはあんな加速度というか(すみません。喩えがヘタすぎました。余計分かりづらいですね)。「おわ、スゲッ、楽しっ…おぉ!もう2速に入れなきゃ!」って感じです。で、ギアをスコって気持ちよく2速に入れたと思ったら、すぐにまた「おぉ!3速に入れなきゃ!」ですもん、楽しいって。いやはや運転しながらニヤけたの久々です。足まわりを覗けば赤いブレーキキャリパーやショックアブソーバーにKTBの文字が見えたり、室内ではターボの加給圧に応じてメーターパネル内のインジゲーターの色が変わったり、レカロシートがしっかり身体を支えてくれたり、さまざまな機能と演出が心を踊らせてくれました。こんな楽しい車が全国の自動車学校さんに教習用であったなら、若者の車好きが増えるんじゃないかと思います。鳥のヒナが最初に見たものを親と思うように、最初に楽しい車に触れさせれば、自然と楽しい車を求めるようになるんじゃないかな…なんて。ちなみに今回の試乗車はスタッドレスタイヤ装着車。てことは普通タイヤなら、さらにガチッと安定した乗り味で、加速もより鋭いんだろうな〜。

アルトワークスブログ

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