- ドライブのお供といえば、やっぱり「缶コーヒー」でしょ!
- 1本目:コカ・コーラ『ジョージア エメラルドマウンテンブレンド 至福の微糖』
- 2本目:ダイドー『ダイドーブレンド 無糖ブレンド BLACK樽』
- 3本目:伊藤園『タリーズ バリスタズ ブラック』
- 4本目:ダイドー『ダイドーブレンド 微糖 世界一のバリスタ監修』
- 5本目:UCC『ビーンズ&ロースター DARK LATTE』
- 6本目:アサヒ『極 BLACK』丸福珈琲監修
- 7本目:キリン『FIRE 挽きたて微糖』
- 8本目:サントリー『BOSS COFFEE FARM』
- 9本目:サントリー『BOSS ザ エスプレッソ微糖』
- 10本目:コカ・コーラ『ジョージア オリジナル』
- 結局どのコーヒーがおいしいとか評価などできない!?
ドライブのお供といえば、やっぱり「缶コーヒー」でしょ!
近年、コンビニをはじめ淹れ立てコーヒーが人気で
缶コーヒーの消費量が減ってきているらしいですが、
やっぱり「缶」を握りたくなることってありませんか?
たぶん私のような中年のクルマ好きのなかには、
缶コーヒーも根強い人気があると思うんです。
「コイン洗車場で洗車後のひとときに缶コーヒー」
「オイル交換などメンテの合間に缶コーヒー」
「道の駅や行きつけのカーショップで、クルマ好きが集まってダラダラしゃべってる手元には缶コーヒー」。
尾崎豊さんの名曲『15の夜』でも、
“100円玉で買えるぬくもり、熱い缶コーヒー握りしめ〜”とありますが
缶コーヒーって、なんか絵になりますよね。
私自身、車内のドリンクホルダーに置いてあると落ち着くんです。
おいしいさはもちろんですが、それだけではない、
プルタブを開けたときの「カチュッ!」という音と、ふわっと立ち上がる湯気。
寒い季節に湯たんぽ代わりに購入し、
握りしめたり、頬につけたりしたときの身も心もホッとする感覚は缶コーヒーならではだと思います。
「缶コーヒー」でしか味わえない雰囲気や世界観があると思うんです。
そこで今回は缶コーヒーをテーマに、
〈ドライブシーン×缶コーヒー〉の極めて個人的なインプレッションです。
(私、決してコーヒーの知識もないですしマニアでもないので、あくまで私の主観によるものです)
仕事の合間に車内で飲んだ10本の缶コーヒーを紹介します。
ちなみに私の勝手な想像ですが、
『あいつとララバイ』や『湾岸ミッドナイト』などの人気バイク&クルマ漫画を世に出した楠みちはる先生が好きな方は、きっと缶コーヒーも好きだと思います。
…私自身のことでもありますが。
1本目:コカ・コーラ『ジョージア エメラルドマウンテンブレンド 至福の微糖』
新潟バイパス海老ヶ瀬インター近くのコンビニで購入。
購入したのは午後1時半頃。
まだ、お昼ごはんを食べてなかったので甘味が欲しくなり、
普段は「無糖」が多いけれど、このときは「微糖」をセレクト。
缶コーヒーの王道『ジョージア』の微糖はコクと香りが豊かで、
空腹の私に心地よい甘味を与えてくれるとともに、食欲を抑えてくれました。
ちなみに「微糖」の文字を見るだけで
反射的に尾藤イサオ氏、および『あしたのジョー』を思い出すのは
私同様45才以上のおじさんだと思います。
あと、改めていうのもなんですが
『ジョージア』はコカ・コーラ社のブランドなんですよね。
2本目:ダイドー『ダイドーブレンド 無糖ブレンド BLACK樽』
「月刊にいがた」のドライブゲーム誌面『コマ図ラリー』を作成中、
新潟市西蒲区の自販機で購入。
郊外のこんな自販機集合風景(写真)に出くわすと
思わず「オアシス発見〜!」という気分になります。
そしてセレクトしたのは『ダイドー無糖ブレンド BLACK』。
この樽風のデザインが昔から大好きです。
渋味やクセがなく、すっきり飲みやすい味わいで、
香りはほどほどに感じます。
最近コンビニではなかなか扱ってないですよね。
個人的にダイドーさんは好きです。
幼少の頃、日曜の午後に『大江戸捜査網』という時代劇を放送していて
(『ウルトラマンA』にも出演されていた俳優の瑳川 哲朗(さがわ てつろう)さんが子ども心にシブいと思っていました)、その番組内のCMがダイドードリンコさんだったと記憶しています。
母親が日曜午後に洗濯機を回していた光景が蘇るんです。…ダイドーさんありがとう(なんじゃそりゃ)。
ちなみに成分にもこだわっており、浅煎り・深煎りの“ダブル”ブレンドをはじめ、
焙煎、粉砕、抽出など10種のポイントで“ダブル”のこだわりを投入した“10種ダブル製法”を採用しているそうです。
3本目:伊藤園『タリーズ バリスタズ ブラック』
新潟市中央区にあるカーコーティングの人気店『イリオス新潟』さんからもらったものです。
(もらった缶コーヒーにインプレッション書くなよって感じですよね。まぁ許してください)
昨今、コンビニの売場を席巻しているボトルタイプ。
若干、マットな缶の触り心地もいいですね。
こちらはコクのあるブラジル豆(80%)を主体に、香り高いキリマンジャロ豆(10%)とコロンビア豆(10%)をブレンド。
原料豆ごとに焙煎を変えるなど、コーヒー豆の特長を最大限に引き出すことで
香りとコクのある味わいに仕上げたとのことです。
無糖なので当然ですが、ほどほどの苦味があり、
クセもなく飲みやすいです。
ボトルタイプもいいのですが
運転しながらドリンクホルダーに手を伸ばして飲むようなときは
キャップを開ける作業がちょっと面倒だったりします。
てか、それなら最初から開けとけばいいか…。
4本目:ダイドー『ダイドーブレンド 微糖 世界一のバリスタ監修』
名前がスゴい!
ワールドバリスタチャンピオンシップ 2013年チャンピオン ピート・リカータ氏が監修しているそうです。
ランチタイムに新潟市江南区のコンビニで、サンドイッチのお供として購入。
お昼のコンビニ駐車場は、社用車が多く集まって「プチ道の駅」と化しますよね。
さまざまなビジネスシーンで戦っている兵士たちが束の間の休息。…あの感じが好きです。
でもってピートさん監修のこちらのコーヒーは、良い意味で喫茶店のおいしいコーヒーにミルクと砂糖を入れたような味わいと感じました。
普段は「無糖」派の私。
「微糖」は甘過ぎると感じるものが多いのですが、これは芳醇さを感じつつ、ちょうどいい甘さです。
ちなみに微糖コーヒーの多くには人工甘味料「アクセルファムK」が含まれていますが、
私の場合必ずといっていいほどお腹がゆるみ、お尻からガスが発生しやすくなります。
5本目:UCC『ビーンズ&ロースター DARK LATTE』
午後3時頃、ちょっと空いたすき間時間に気分をリフレッシュしたい。
手書き風の優しいデザインに、CDでいうところの“ジャケ買い”した一本。
「コーヒー2倍」とあるだけあって濃いめで甘さは控えめ。
大人のカフェラテですね。
そんなこともあり、量的には375gもいらなかったかも。
もうひと回り小さいサイズがあったらいいなぁと思いました。
ちなみにバーコードがシャレてますよね。
6本目:アサヒ『極 BLACK』丸福珈琲監修
どんより曇った天気で少々、眠い午後。
アイスの缶コーヒーで目を覚まそうと新潟市東区のコンビニへ。
選んだのは「仮面ライダーBLACK 石森プロ監修」ならぬ、
「『極 BLACK』丸福珈琲店監修」。
丸福珈琲店は昭和9年、大阪で創業した珈琲店。
「深煎りの極み」と呼ばれる独自の焙煎方法をもつそうです。
そんな名店が監修したとなると期待大。
モカブレンドのコーヒー豆を使用し、コク深いながらも飲みやすいコーヒーを実現したとありますが、
確かに、飲み口はスッキリしていつつ、舌の付け根というか、喉の手前あたりで心地よい苦味が感じられました。
寒い季節にアイスは目が覚めますね。
7本目:キリン『FIRE 挽きたて微糖』
触り心地の良いひし形のデザインは、まるでトヨタ『C-HR』のドアトリムを彷彿させます。
↑トヨタ『C-HR』ドアトリム
ブラジル スル・デ・ミナス地域限定の新豆を厳選し、100%使用しているそうです。
「コーヒー豆を思い切って焦がしたほんのりとした香ばしさ」とありますが
確かに香ばしさが前面に出ている感じです。
それにしてもこの缶、どうやって造ってるんだろ?
8本目:サントリー『BOSS COFFEE FARM』
新潟市から五泉市へ阿賀野川の土手沿いの道を運転中、
車内でひとりカラオケをしながら運転してたいたら、
空気の乾燥もあってか喉が痛くなりだしたので、痛み防止として缶コーヒー。
ランチ前で空腹なこともあり、砂糖入りをセレクト。
最近「微糖」が多かったが、このときは通常の砂糖入りのブレンドで。
人工甘味料を用いることが多い微糖のコーヒーより、素直な甘味に好感を持ちました。
見事に空腹を満たしてくれ、午後2時すぎまでお昼を食べられないけれど我慢できそう。
缶の表面がマットで触り心地や握り心地もいいです。
ちなみに缶にデザインされたイラストの男性、開高健さんと桂 文枝(元・三枝)さんを合わせたような顔でした。
9本目:サントリー『BOSS ザ エスプレッソ微糖』
新潟市東区のコンビニにて夕暮れ時。
乾燥による軽い喉の痛み、その被害拡大を防ぐためのコーヒー。
併せて脳のリフレッシュのために糖分補給。
缶には「BOSS」のダンディーなキャラクターが印刷されていたので
サントリーのオリジナルかと思っていましたが、買ってからサークルKサンクスとサントリーの共同開発だと気づきました。
印象としてはエスプレッソの苦みとコクが強く、甘さは控えめ。
やや空腹気味の夕暮れ時に飲んだら、
この後、しばらく食欲が抑えられました。
10本目:コカ・コーラ『ジョージア オリジナル』
新潟市江南区のコンビニで購入。
昔からある缶コーヒーの基本型。
子供の頃から飲んでいた長細い250g缶。
数年ぶりこのオーソドックスな缶コーヒーを飲んだけど
やっぱり基本はコレですね。
子どもの頃に体験し、今も変わらぬ味を提供し続けるこの商品は、
“缶コーヒーの世界に足を踏み入れたときの最初の先生”のような存在で、
今なお、先生は先生として、その存在感は不変です(なんのこっちゃ)。
人工甘味料がはいっておらず、
砂糖とミルクの自然でやさしい甘味。
初めてのマイカーのドリンクホルダーに置いてドライブした、あの若葉マークの頃に戻れる缶コーヒー。
ロングセラーって素敵だなぁ。
今風にカッコつけない、シンプルな缶のデザインも“あえて”なんでしょうね。
結局どのコーヒーがおいしいとか評価などできない!?
というわけで10本のインプレッションを書きましたが、分かったことがあります。
それは缶コーヒーの味もさることながら、
こちら(飲み手)側の体調や飲む時間、お腹の好き具合や気分により、
感じる味わいや心への働きかけは異なる、ということでした。
ま、そりゃそうだよね。
以上、今回は「ドライブのお供の缶コーヒー」ネタでしたが
近日中に車内で飲む缶コーヒーではなく、
「おいしいコーヒーを求めてドライブへ」をテーマに、
新潟、三条、柏崎の人気コーヒーショップを紹介してみようと思います。