信号機のない横断歩道。県内ドライバーの停止率は、いまだ低いようです。

JAFが2024年に実施した「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」によると、新潟県の停止率は49.0%だったそうです。

2023年の23.2%からは25.8ポイント上昇したものの、およそ2台に1台は停まらないということ。

ちなみに全国平均は53.0%なので、4%を下回っています。

感覚的には、最近きちんと停止するドライバーが多くなってきたように思えますが、それでも約半数のドライバーしか停まりません。

なお、お隣の長野県は、なんと停止率87.0%。これは子どもの頃からの交通安全教育の影響があるそうです。

道路交通法第38条第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」には、
①歩行者等の有無を確認できなければ、横断歩道等の停止位置で止まれるような速度で進行する。
②横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者等がいるときは必ず一時停止をする。
③横断歩道等およびその手前30mは追い越しや追い抜きが禁止。
などが規定されています。

さらに、冬の時期は路面状況が悪かったり、車両の水はねで迷惑をかけてしまう可能性もあるので、一層歩行者にやさしく走りたいですね。

なお、JAF新潟支部では思いやりのある優しい運転の「Omoiyalty Drive (思いやりティ ドライブ)」を推進し、交通マナーの向上を呼びかけています。

「思いやりティドライブ」について詳しく見る

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