6月というと梅雨のイメージがあるけど、新潟では意外といい天気の日が続いたりしますよね。
そんな時に出かけたい、日本海が望めるお店を3軒ピックアップしました。
おいしいものと一緒に素敵なロケーションをのんびり楽しんでください。
※この記事は「月刊にいがた6月号」特集『グッドロケーションな店』をもとに作成いたしました。データは本誌発売当時のものです。
海が視界いっぱいに広がるシーサイドカフェ
Café gran
国道402号・越後七浦シーサイドライン沿いにおととしオープン。日ごとに変わる海の表情を間近で望めるロケーションが評判だ。
カフェを始めるのが夢だったという店主の髙津さん。「海を見ながらのんびり過ごせるお店にしたくて、海と向き合う形の大きな窓を大工の主人に作ってもらいました」。サイフォンでいれるコーヒー（530円）や手作りのスイーツ、ナポリタンなどの料理は家庭的で心温まる味わい。
カウンター、テーブル席のほか、畳の小上がり席もあり、子連れのママに人気だ。店主の趣味でもあるピアノは「誰でもピアノ」として開放しており、噂を聞きつけた音楽家が楽器を持参して訪れることも。
タイミングがよければ素敵な演奏を聴けるかも!? 佐渡島や太陽に照らされてキラキラと輝く海面を見ながら、ただただぼーっとする贅沢時間を過ごして。
▲目の前に広がる日本海。夕日が海に沈む時間帯を狙って訪れるお客も多い
▲シフォンケーキとドリンクが付く『ケーキセット』（980円）
▲海へは徒歩5秒！ 海岸線ドライブの休憩スポットにぴったり
▲店主の髙津良子さん（写真中）とスタッフのみなさん。みんな間瀬在住！
▲テラス席はペット同伴OK。サーファーの姿を見ることもできる
▲絶景を横目に走る越後七浦シーサイドラインは人気のドライブコース
Café gran（カフェ グラン）
新潟市西蒲区間瀬4353-1
tel.0256-78-8646
11：00～18：00
木金休
席20 P12台
碁石海岸まで徒歩０分！波打ち際のレストラン
民家レストラン 凪のてらす仲
目の前に広がるのは美しい砂浜。山形県境にほど近い村上市山北地区にあり、碁石を思わせる白黒の玉石と海岸のシンボル・こんぴら岩を合わせた景観スポットとしても知られている。
「海にも山にも恵まれ、四季折々の新鮮な地元食材が豊富な場所です」と妻・和子さん。日本海を一望しながら、旬を迎えた地魚や近くの山で採れた山の幸をふんだんに使った土地の豊かさを感じられる料理の数々を、2種の『おまかせ膳』で味わえる。
ご主人・純一さん手作りのランチョンマットには、「食後の散策も楽しんでもらいたい」と周辺マップが描かれている。マップを頼りに海岸まで歩けば、遠く沖合にうっすらと浮かぶ粟島を望める日もある。潮騒の音をBGMにしながら、やさしい潮風や磯の香りを五感で楽しめば、食後の散歩もきっと心に刻まれるはず。
▲手を伸ばせば海に届きそうなカウンター席は開放感抜群！ 営業は予約制。来店前日の12 時までに予約を
▲『仲の膳』（2,200円）には地魚や地ワカメなど地元食材がたっぷり
▲ 碁石海岸の凪のような穏やかな人柄の板垣さんご夫妻
民家レストラン 凪のてらす仲
村上市碁石47
tel.0254-77-3759
11：30～14：00
月～木休
席14 P7台
やさしい潮風を感じて心も体もリフレッシュ
海街Cafe
柏崎港に近い観光拠点施設、柏崎港観光交流センター 夕海にあるカフェ。今シーズンからメニューを一新し、市内にある人気５店舗による海鮮丼や洋食プレートランチといったグルメを日替わりで提供。ドライブのおともにぴったりなドリンクも充実している。
メニューによっては青白のパラソルが映える屋外のテラス席の利用もＯＫ。雲ひとつない晴天の日はドリンクをテイクアウトして、建物の屋上へ。真っ青な空と穏やかな海が青一色でつながったように見えて、抜群の爽快感を味わえる。海岸線の南側には、水神様の赤い鳥居や柏崎の名所、番神堂も。
「日蓮上人ゆかりのお堂なんですよ」と観光協会の山本さん。700年以上もの歴史がある仏堂と聞けば、足を運ばずにはいられない。海の町らしいロケーションを思いきり楽しんだ後は、柏崎の歴史や文化にも触れてみて。
▲「海の街」によく似合うパラソルがかわいらしいテラス席
▲センターの前では小さな船が出港する光景を間近に見ることができる
▲5店舗のうちの1軒、海街キッチンの『ワンプレートランチ』（1,000円）
海街Cafe
柏崎市番神1-7-67
柏崎港観光交流センター 夕海 内
tel.0257-32-2605
11：00～14：00
火休（営業は～10月末）
席30 P150台（共有）
