トヨタ『ヴェルファイア』試乗リポート〜ミニバン王者の実力を体感〜

大空間の高級ミニバンとして唯一無二の存在感!

国産ミニバンには『シエンタ』『フリード』に代表されるコンパクトタイプから、『ヴォクシー』『ステップワゴン』のような扱いやすさと広さを両立するタイプ、そして『ヴェルファイア』『エルグランド』などの大空間タイプの高級ミニバンと、さまざまなタイプとラインナップがありますよね。

今回、ネッツトヨタ新潟 新潟空港店さんから、『ヴェルファイア』に試乗させてもらう機会がありましたので、リポートしたいと思います。

個人的には、大空間の高級ミニバンというと、アーティストやタレントの送迎を連想します。

弊社は、新潟の情報誌「月刊にいがた」を発行しており、編集部にはアーティストの方々がインタビューで来社されることが多く、そんなとき会社の前に、『ヴェルファイア』や『ハイエース』クラスの車両でドーンと停まるのです。

そんな高級ミニバンに試乗できるということで、ワクワクしながらお店に向かいました。

ショールームに用意してあったのは、3.5ℓガソリンエンジンを搭載する最上級グレード『Executive Lounge Z』(7人乗り)!!

まるで金属から削り出されたようなフロントグリルなど、迫力あるフロントビューが印象的。

兄弟車の『アルファード』と違って、厳つさやワイルドなオーラが感じられます。

キリッとした目とキラキラとした鎧をまとったかのようなそのマスク。

『ヴェルファィア』を見ていると私、思い出す漫画があるんです。

それは昔、少年ジャンプに連載していた『ゴッドサイダー』です。

神と悪魔が戦うようなストーリーだったと思うのですが、その漫画のイメージが重なり、一層強そうに見えてしまうのです。

そんなどうでもいいことを思いつつ、まず運転席へ。

視界の高さは『ヴォクシー』以上。眺めはとても開放的です。

『ロードスター』のようなスポーツカーが密着感ある「人馬一体」なら、こちらはヒーロー戦隊モノの巨大ロボに乗り込んだような、ゆったりしていて大きなモノを操る感があります。


↑試乗車は助手席オットマンも標準装備

そしてスイッチ類も一つ一つが大きめで操作しやすそう。加えて工芸品のような味わいの装飾など手の込んだ造り込みが印象的。

そして温熱シート+ベンチレーションシートという装備もあり、一年中快適ってワケです。

ちなみに別グレードのガソリン車『Z“Aエディション”』では「助手席スーパーロングスライドシート」という装備があります。

↑「助手席スーパーロングスライドシート」。そんなに後ろまで移動できちゃって、もはや1.5列目って感じ!? 写真は弊社スタッフ(うそです。カタログ写真より)

助手席が最大1,160mmのスライドが可能で、マニュアルオットマンと合わせれば、他にはないくつろぎの空間になります。

さて、お次はセカンドシートへ。

なんだこの広さは!? 前後に、左右に、上下に広い。舘ひろしならぬタテヨコひろし。

足元なんて座布団敷いて正座して、将棋が打てそうな広さです。

また、大きいから乗り降りで「よっこらしょ!」が必要かなと思ったけど、低床フロアに加え、握りやすい高さに大きなグリップを設置していたり、ステップ高を低くめに設定するなど、子供や高齢者のことも考えておりました。

さらに、ゆったり脚を伸ばせるパワーオットマンをはじめ、12.1型リアシートエンターテインメントシステムの採用など、まるでホテルのラウンジにいるかのような「おもてなし」の空間。

ちなみに私は初代日産『ティアナ』がデビューしたとき初めて「オットマン」という言葉を知ったのですが、どうも「オットマン」という言葉にはマヌケなヒーローみたいなイメージが抜けません。いつもおっとっと〜みたいな。

そしてコンソールボックスもデカい。ペットボトルが入るほど。

なお、3列目シートを室内から撮影するのを忘れましたが(すみません!)、大人も全然平気なゆとりの広さです。

3列目を倒して前方へズラすとこんな奥行き感。最大積載モードです。

床の長いシートレールは、まるで「アムロ、行きまーす!」と外へ飛び出せそうなほど。

ゆとりとダイナミック感に溢れた運転感覚

さて、ここまで長かったけど、いよいよ運転へ。

搭載されるV6・3.5ℓガソリンエンジンは力強く頼もしい。

ドライブフィールはスタイル同様、威風堂々! 上質な乗り心地で操縦安定性がとても高く、どこまでも遠出できちゃいそう。

静かだけど程よく聞こえる排気音も心地良いです。

周囲のクルマに、“私、でっかいクルマ運転してるでしょ”なムードを漂わせてる感じがしつつ、だからこそ車間距離を空けたやさしい運転をしなきゃと思いました。

ちなみに燃費はJC08モードでリッター10km超え。

数字だけ見ると良いと思えないかもしれないけど、このサイズと2.1tを超える車重を考えたら十分と言っていいのでは。

熱効率が優れているから、この重さ、このエンジンでここまで燃費が良いそうです。グレードによってはリッター19.4kmなんてタイプもありますしね。

このクルマは一人で運転するのもいいですが、セカンドシートにゲストや大切な人を乗せて走らせる姿が似合いますね。

私は、オットマンを使ってくつろいでいる矢沢永吉さんをイメージしてドライブしました。もちろんドリンクホルダーにはコカ・コーラかプレミアムモルツで。

「ボス。もうすぐ新潟に入ります」「OK! おつかれさん」みたいな。

『ヴェルファイア』はクルマとの一体感を楽しむというより、大切な人と共に快適に移動するための道具といった感じです。

とはいえ運転がつまらないのではなく、先きに述べた戦隊ヒーローの巨大ロボを操るようなダイナミックな操作感が味わえるので、それはそれで楽しいのです。

なお、パワートレインにはそのほか2.5ℓガソリンと2.5ℓガソリン+モーターのハイブリッドも用意されています。

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sence」や「インテリジェンスクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」を全車標準装備するなど、高い安全性を誇れます。

今回試乗した7人乗りタイプのほか、ベンチシートの8人乗りタイプもあるので、家族構成やライフスタイルに合わせて選びたいですね。

なにせグレードが多くて、装備も異なるから一台の試乗車ですべてを語り尽くせないほど注目ポイントが多いクルマです。

 

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Car&Life Niigataの編集長。兼、新潟の情報誌『月刊にいがた』の編集部員。広告営業をメインに、カーライフ誌面「このクルマ このシーン」などを担当。編集部イチのクルマ好き。入社以来24年、どんなに歳を重ねようがあだ名は「ヤング」。「新潟版図柄入りナンバープレート検討委員会」の委員を務めた。
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