肩ひじ張らないスタイルは、『ミラココア』後継というより『エッセ』の血筋を感じてしまう『ミラ トコット』【試乗記】

機動戦士ガンダムに出てくる『ジム』『ザク』のような、シンプル&ベーシックな存在感

2018年6月25日にデビューした軽自動車、ダイハツ『ミラ トコット』。

今回は、新潟ダイハツモータース 本社ショールームさんからお借りしました。

ハイトワゴンやスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車が多い昨今、セダンタイプの軽の新車って少ないですよね。

このクルマのベースとなっている『ミライース』のほか、スズキ『アルト』と、あとは…。あれ? 他メーカーでは『アルト』しかないっけ?

マジで名前が出てきません。『トゥデイ』はとっくの大昔に生産終わったし、『セルボ』も21世紀になって復活したけど、その後辞めたもんね。

ニーズがないのかな。。。セダンタイプって個人的には好きですけどね。ハイトワゴンに比べると安いし、軽いし、重心が低いし、燃費もいいし(もちろんハイトワゴンも“ならでは”のありがたさがありますよね)。

そんなわけで現在、ボディタイプ上でガチの競合となる新車は、身内の『ミライース』とスズキ『アルト』だけ。

となると、この二台は比較的男性的なデザインだから、女性がセダンタイプから新車を探すとしたら『ミラ トコット』が第一候補になっちゃうわけですね。

このクルマは『ミラ ココア』の後継車的存在なのだろうけど、いわゆるかわいい路線ではありません。

自然体でいられる、シンプルで愛着のわくデザイン”がテーマであり、むしろ“脱・かわいい”な路線。

全然似てないけど、同じダイハツの『エッセ』を思い出しました(あちらはあちらで『ルノー5(サンク)』みたいで好きでした)。

シンプルで飽きのこないデザインという意味では、クルマではないけれど機動戦士ガンダムの『ジム』と『ザク』の存在感に似ているような気がします(しないかな。。。)。

私、ちょうどガンダム世代で当時小学3〜4年生でしたが、一番買ったプラモデルは『ジム』と『旧ザク』でした。

プラカラーが少なくて済んだのと、やっぱりベーシックなタイプって惹かれるんです。

そう思うと、『ミラ トコット』というクルマが俄然気になる存在になってきました。

毎日乗る相棒としてぴったりの心地よさと運転しやすさ

さて、運転席に座ってみても、外観から抱いた印象は変わりません。

シンプルだけど決して安っぽいことはなく、水平基調のインパネや立ち気味のフロントピラーなど、視界良好で運転しやすそうです。

エアコンはスイッチ類がまとめられて直感的に扱いやすいです。

背もたれがベージュのシートはあたたかみが感じられ、座面はブラウンの2トーンカラーを採用。触り心地もよく、ほっこりしちゃいます。

セダンタイプですが後席も十分に広いです。

↑膝から前席の背もたれまではこんなにゆとりがありました(私、身長165cmです)。

さて、いざ試乗へ出発。

走りが自慢のクルマではないので、スポーティ度を期待していたわけではないのですが、期待値が低い分だけ低速からパワーを感じました。

以前乗ったことがある『エッセ』と比較してみると、ボディ剛性ははるかに高いです。

それに乗り心地もフワフワしていることなく十分しなやかで、ブレーキタッチも良好。

いつも通り、新潟市内の街中と時速70km/h制限の新潟バイパスを走りましたが、エンジン音がガンガン室内に入り込む安っぽさもなく、静かでした。

周囲がよく見渡せて運転しやすいし、最少回転半径4.4mの取り回しの良さゆえ、免許を取得したばかりの方にも適していると思います。

そういう意味では、衝突回避支援システム『スマートアシストⅢ』を搭載(すべての“SAⅢ”グレード)していたり、SRSエアバッグ(運転席&助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前/後席)を全グレードに標準装備しているので安心につながると思います。

『ミラ トコット』には、グレードが『L』、『L“SAⅢ”』、『X“SAⅢ”』、『G“SAⅢ”』とあるのですが、それらベース車両に対して、より個性を際立たせた「アナザースタイルパッケージ」なるコーディネートバージョンが存在します。

ちなみに今回、お借りしたのは、女の子っぽいかわいらしさが漂う『スイートスタイル』で、ロアスカートやホイール、ドアミラーがホワイトになった仕様です。

さらにオプションのデザインフィルムトップも取り付けており、ルーフやフロントバンパーなどがキャンバス生地のような素材感のフィルムとなっています。

これだけの仕様でも、「ねぇ、私かわいいでしょ?」と媚を売った感じがしないのは、ベース車両のシンプル&自然体なデザインのおかげでしょうか。

なお、そのほか「アナザースタイルパッケージ」には、大人っぽい落ち着きの『エレガントスタイル』、凛とした精悍さで男性も乗りやすい『クールスタイル』と、合計3種類あります。

ベースのシンプルさをいかしつつ、自分好みに仕上げることができるってわけですね。

個人的にはセラミックグリーンメタリックの車両(下写真)をベースに、車高を落として、中古の『ゴルフ Ⅱ』みたいな気分で楽しみたいです。5MTの設定があれば本気で欲しくなります。


↑ダイハツ公式ホームページより引用

 

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Car&Life Niigataの編集長。兼、新潟の情報誌『月刊にいがた』の編集部員。広告営業をメインに、カーライフ誌面「このクルマ このシーン」などを担当。編集部イチのクルマ好き。入社以来24年、どんなに歳を重ねようがあだ名は「ヤング」。「新潟版図柄入りナンバープレート検討委員会」の委員を務めた。
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